2001年頃からテレビの大食い選手権でフードファイターとして活躍していたジャイアント白田さん。
圧倒的な大食いの実力で数々の大会に優勝し、日本を代表する大食いスターとなりましたが、2007年にフードファイターを引退しました。
その背景にはどのような理由があったのでしょうか?
そこで今回は、
1・ジャイアント白田の引退理由3選と現在
2・ジャイアント白田の病気の噂や嫁
3・ジャイアント白田の全盛期は?
について調べてみたいと思います。
ジャイアント白田の引退理由3選と現在
ここからは、ジャイアント白田さんの引退理由3選と現在の活動について調べてみました。
理由1・飲食店経営に専念するため
ジャイアント白田さんはもともと飲食店の経営を夢見ており、調理師学校に通い調理師免許も取得。
フードファイターとして稼いだ賞金は、全国の飲食店を食べ歩く資金や、味やサービスの研究に注がれました。
実際に2009年には大阪・道頓堀で自身の店「串カツ しろたや」をオープン。「食べる側」から「作る・提供する側」への転身でした。
お店をオープンするための準備や経営に時間と労力を割きたかったことが引退した理由の1つです。
理由2・身体的・精神的負担の増大
大食い大会に出場するには、胃袋の容量を通常の何倍にも広げる必要があり、ピーク時には胃の容量が13リットル近くにもなっていました。
大会前は毎日限界まで食べたり飲んだりする独自のトレーニングが欠かせず、通常の生活を大きく超えた負荷が体にかかっていました。
胃潰瘍を経験したり、医師から「大食いを控えるように」と指示を受けることもありました。大量の食事により消化器系や健康への悪影響が現れることが避けられなくなっていたのです。
極端なトレーニングや大会続きによるストレス、達成感や意義の喪失から、精神的にも続けることがしんどくなったそう。
意外だと思うんですが、卵料理が本当にきつい。デビュー戦の2回戦で温泉卵を60個超食べたら、とんでもないぐらい気持ち悪くて吐き気を催しました。満腹とかではなく、卵の臭いとか、黄身のコクとかが食べるにつれて不快感に変わったんです。その後の大食いでも卵料理を食べるのがトラウマになるほどでした。
引用:Friday
心身両面の大きな負担が積み重なり、大食い競技の継続は難しいと実感し、引退を決断する大きな要因になりました。
理由3・モチベーションや意義の変化
もともとジャイアント白田さんは、大学時代に賞金目当てで大食いチャレンジを始め、その腕前がテレビや大会で注目され、本格的なフードファイターとなりました。
しかし、大食い番組の演出や競技内容が時代とともに変化し、純粋な“真剣勝負”の緊張感が相対的に薄れていったことで、モチベーションを維持するのが難しくなりました。
「その第2次大食いブームのときにギャル曽根さんとかが出てきたんです。彼女は天真爛漫なキャラクターで、試合中にメイクを直すとか、バラエティー的な面白さがありました。僕はストイックにアスリートとして大食いをやっていたんですが、時代はもっとバラエティー寄りというか、記録を突き詰める方向性ではなくなってきて。『これはちょっと命懸けられないな』と思って、僕としてはモチベーションが保てなかったんですね」
引用:Yahoo!ニュース
最初は「食べるのが好き」「新しいことに挑戦したい」という純粋な好奇心で続けていたものの、歳を重ねるにつれて食や競技への熱意が自然と薄れていったことが引退を決めるきっかけになったようです。
ジャイアント白田の現在は?
ジャイアント白田さんの現在(2025年)の主な活動は、実業家としての飲食店経営とタレント活動です。
飲食店経営
上記の引退理由でも触れましたが、2007年にフードファイターを引退後、調理師免許を取得し、2008〜2009年に期間限定でうどん専門店「しろたや」をオープン。
2009年には大阪の道頓堀に串カツ専門店「串カツしろたや」を開店し、2015年には東京・大井町にも支店を出しています。
競合の多い道頓堀エリアでお店を続けるには、現場でも妥協しない姿勢が必要です。
ジャイアント白田さんは自身で串カツの衣やソースを研究し、理想の食感や味を追求。
揚げ場にも自ら立ち、お客さんと接しながら、単なる“有名人の店”で終わらせず、本物のおいしさと満足感を目指したと語っています。
特に地元・大阪の舌の肥えたお客さんに認められることを大事にしており、「いかにバランスよく満足してもらうか」に最も気を配っているとのことです。
飲食店経営に専念することで、フードファイター時代とは違った充実感を得ているようです。
「串カツしろたや」の場所はこちら
タレント活動
引退後も時折バラエティ番組に出演し、独特のキャラクターで視聴者を楽しませています。
ただし、芸能事務所に所属しておらず、自身も「大食いタレントなのか素人なのか微妙な立場」と語っています。全盛期のような大食いはほとんどしなくなっており、少食のスタンスで出演しています。
かつての大食い界の裏話やライバルとの関係、現在の大食い界の状況についても語ることがあり、ファンや業界関係者からの関心も高いです。
また、アイリスオーヤマのスリム冷凍庫シリーズ「スキマックス」のCMにも出演しており、このCMではジャイアント白田さんが夫役として登場し、大量の冷凍食品を食べる夫婦のやり取りを描いています。
ジャイアント白田の病気の噂や嫁
ここからは、巷で広がっているジャイアント白田さんの病気の噂や嫁について調べてみました。
ジャイアント白田は糖尿病と言われる理由は?
ジャイアント白田さんが糖尿病だという根拠や明確な情報は一切ありません。
それではなぜジャイアント白田さんが糖尿病だという情報が広がったのでしょうか?
その理由について調べてみました。
大食い競技からの引退理由の誤解
かつて胃潰瘍でドクターストップを受けたことや、過酷なトレーニングの継続が難しくなったことは本人も認めていますが、「糖尿病で引退した」と誤解された説が広まりました。
食べる量の激減によりやせたから
引退後やメディア出演時に食べる量が激減し、痩せて見えることや、かつての大食い姿と比べて変わったため、「体調が悪い」「糖尿病などの慢性病だろう」という推測がネット上で拡散されました。
現役時代の過酷な食生活と健康不安へのイメージ
フードファイターとして非常に大量の食事を短時間で消費する体への負担が大きいことから、「健康を害して糖尿病やその他の生活習慣病になったのでは」という憶測も流れました。
これらの誤解や憶測が混ざり合い、糖尿病の噂が生まれ、さらに死亡説などのデマ情報にもつながったと考えられます。
ジャイアント白田の結婚した嫁は?
ジャイアント白田さんの妻は一般女性で、2006年12月24日に結婚を発表しています。
奥様の具体的な名前や顔写真などの詳細な情報は公開されていませんが、美人で料理が上手な方だと言われています。
結婚式はステンドグラスが美しい会場で行われたそうです。
ジャイアント白田さんは結婚をブログで報告し、「料理が上手でできた嫁」と称しています。現在も離婚などの情報はなく、家族仲は良好とされています。
私事ですが、12月24日に嫁をもらいました。
旦那になりました。
料理が上手い、できた嫁です。
夢は亭主関白。
これからは二人三脚でがんばっていきます。
引用:ジャイアント白田オフィシャルブログ
ジャイアント白田の全盛期
ジャイアント白田さんの全盛期は2000年代前半から中盤にかけてで、日本のフードファイター界の頂点に立っていた時期です。
ジャイアント白田さんは大学生時代に回転寿司のチャレンジ企画で優勝したことがきっかけで、大食い選手としての道を歩み始めました。
2001年、テレビ東京系「TVチャンピオン全国大食い選手権」で準優勝デビューを果たし、その5カ月後に同大会で優勝。さらにTBS系「フードバトルクラブ」では連続優勝を記録し、「大食い大魔神」として圧倒的な強さを見せつけました。
ジャイアント白田さんの胃の容量は普通の成人男性の約6倍、最大で13リットルにまで膨らみ、日々の猛烈なトレーニングによって鍛え上げられたものでした。
カレー8キロを食べたり、ホットドッグ38個を12分で平らげるなど多くの記録を持ち、その圧倒的な食べっぷりで多くのファンを魅了しました。
また、同時代に活躍したライバルたち、特に小林尊さんとの対決も注目を集め、大食い界の黄金時代を築きました。
2007年9月に引退するまで、多くの大会で数々のタイトルを手にし、大食い競技の歴史に名を刻んでいます。
全盛期の年収は約3000万円とも言われ、その人気と実力は大食い界のレジェンドとして知られています。
ジャイアント白田の熊落としとは?
「熊落とし」とは大食い競技や食事中に食べ物が食道で詰まるのを防ぐためのテクニックの一つとされていて、具体的にはジャンプなどの動作で詰まった食べ物の固まりを胃に落とす技のことをいいます。
ジャイアント白田さんは大食い選手としてこの「熊落とし」の動作を時折見せており、その姿が印象的だったため、特にファンや関係者の間で語り継がれています。
この技は特にラーメンなどの麺類を食べる際に詰まりやすい箇所を通過させるために用いられ、ジャイアント白田さんが実際に大会中や食事中にこの技を使っていたようです。
ジャイアント白田は巨人症?
ジャイアント白田さんは身長195cmと非常に高身長であり、一般的な成人男性よりかなり大きい体格をしています。この大柄な体型から「巨人症」ではないかとの噂が広まりました。
巨人症(先端巨大症)は、成長ホルモンの過剰分泌により手足や顔の一部、内臓などが異常に肥大する病気で、顔の顎が長い、額が突出しているといった特徴があります。
ジャイアント白田さんの顔立ちがこの特徴にどことなく似ているとも言われたため、噂が助長されました。
しかし本人や医療機関から巨人症の診断や公表は一切なく、この噂は根拠のないデマの可能性が高いとされています。
つまり、単にジャイアント白田さんの高身長でがっしりした体格と、巨人症患者によく見られる特徴のいくつかが重なったことで、そのような噂が流れただけのようです。
まとめ
数々の大会で圧倒的な強さを見せ、一時代の大食いブームを牽引してきたジャイアント白田さん。
これからも「串カツしろたや」をはじめとするお店を通じて、本物のおいしさと楽しさを多くの人に届けてくれることでしょう。
今後のジャイアント白田さんとお店の歩みにも、大いに期待したいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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