米からの“逆輸入戦士”日本ハム・加藤豪将さん。
2024年シーズン終了をもって引退を発表しました。
その背景にはどんな理由があったのでしょうか?
そこで今回は、
1・加藤豪将の引退理由5選と今
2・加藤豪将の父親や嫁は?
3・加藤豪将は戦力外通告を受けた?
について調べてみたいと思います。
加藤豪将の引退理由5選と今
ここからは、加藤豪将さんの引退理由5つと、今どうしているかについて調べてみました。
理由1・出場機会の激減
2024年シーズンは新戦力や若手選手の台頭により、わずか28試合の出場にとどまりました。
特にDH(指名打者)でレイエスが起用され、水野達稀(みずの たつき)選手らの内野での急成長もあり、ポジション争いが厳しくなったことが背景にあります。
理由2・打てない苦悩と成績低迷
2024年の4月下旬から5月にかけて、14試合連続30打席連続で無安打という深刻なスランプに陥りました。
打席に立ってもヒットが出ないことで自信を失ったとみられます。
打率の低迷に加え、四球を選ぶなど出塁率向上の兆候も見られず、さらに長打の本塁打数も減少。
2023–24年通算でホームランは6本にとどまりました。
理由3・守備での精彩欠如
報道では「終盤は守備でも精彩を欠いた」と言われており、パフォーマンス全体の低下としては守備範囲の狭さや反応の遅れ、プレー選択ミスなどが含まれていた可能性が考えられます。
4月下旬からは14試合、30打席連続無安打と不振に陥り、終盤は守備でも精彩を欠いた。
引用:パリーグ.com
理由4・本人の「やり切った」思い
インタビューで「野球人として、選手としてやれることはやり切った」と自身のキャリアに一区切りをつける思いを語っています。
メジャー・NPB含めて12年プレーし、納得の上での決断でした。
「野球人として、どうやって自分をレベルアップできるかって考えた時に、僕は選手でやれることはもうやったかなと」
引用:日刊スポーツ
理由5・次なる挑戦・キャリア転身意欲
引退後、トロント・ブルージェイズのフロント(アナリスト職)入りを即座に発表。
今後はフィールド外で自分を高める挑戦を重視しての決断だったと話しています。
「プロ野球選手としての現役生活を終え、新たにトロント・ブルージェイズのフロントに加わることになりました。温かい応援、本当にありがとうございました。新たなステージでも精一杯頑張ります!」と表明。
引用:日刊スポーツ
加藤豪将の今は?
上記の理由5でも触れましたが、アメリカ・メジャーリーグのトロント・ブルージェイズでアナリスト(分析担当)として活動しています。
主な仕事内容と現状
・チームの戦略決定、相手チームのスカウティング、選手育成などをデータ面から支える役割を担っています。
・フロントと現場(コーチや選手)の“橋渡し役”としてコミュニケーションに力を入れており、プロスカウト・バイオメカニクスなど複数部門のつなぎ役も務めています。
・ブルージェイズの遠征にも帯同し、現場の練習サポートも行いながら、日米の野球文化に精通したバイリンガル人材として期待されています。
・ドラフトやトレード、アジアパシフィックのスカウティングなどにも関わり、幅広い業務を経験中です。
現在は日本ハム時代とは異なり、ブルージェイズのスタッフとして新たな挑戦と成長の日々を送っているようです。
加藤豪将の父親や嫁は?
ここからは、加藤豪将さんの父親や嫁について調べてみました。
加藤豪将の父親は?
加藤豪将さんの父親は、東京出身の日本人であり、アメリカの名門大学であるカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)を卒業しています。
その後、世界的な大企業ソニーに就職し、役員クラスの重役としてアメリカに赴任しました。加藤豪将さんがアメリカで生まれ育ったのは、父親の仕事の影響によるものです。
家族は加藤豪将さんが3歳のときに一度日本・神奈川県へ移り住みましたが、5歳で再びアメリカに帰国。その後はカリフォルニア州で暮らしています。
父親は大の中日ドラゴンズファンとしても知られており、アメリカで暮らしながらも日本野球への思い入れが深く、加藤さんが野球を始めるきっかけや趣味としての影響も大きかったようです。
現在でもソニーの重役として活躍し、国際的な視野とバイタリティを持ち合わせている父親は、加藤豪将さんのキャリアや人生観にも大きな影響を与えている人のようです。
加藤豪将の嫁は?いつ結婚?
加藤豪将さんは、2023年12月31日に一般女性と結婚したことを発表しました。お相手は芸能人や著名人ではなく、一般の方です。
結婚発表の際、加藤豪将さんは「うれしい時、悲しい時、向かい風の時、いかなる時も笑顔で支えてくれた人生のパートナー」と感謝の言葉を述べ、「Together, we are invincible!!(一緒なら俺たちは無敵)」と決意も披露しています。
結婚式はハワイの砂浜で行われ、その様子をインスタグラムで初めて公開し、美しいウェディングドレス姿の妻と並ぶ微笑ましい写真が話題となりました。加藤豪将さんは「ともに歩む未来を楽しみにしている」とメッセージも添えています。
また、奥様は北海道の進学校である札幌南高校の出身で、卒業後も母校との関わりを持ち続けていることがSNSなどで話題となっています。加藤豪将さん自身も札幌南高校で講演を行うなど、奥様とともに地域とのつながりも大切にしている様子です。
加藤豪将は戦力外通告を受けた?
ここからは、加藤豪将さんが戦力外通告を受けたのかや、年俸の推移などについて調べてみました。
戦力外通告を受けた?
加藤豪将さんは戦力外通告を受けていません。
加藤豪将さんは2024年シーズン限りで現役を引退しましたが、北海道日本ハムファイターズから「戦力外通告」を受けたわけではありません。
加藤豪将さん自ら意志をもって現役引退を表明したものであり、契約満了や球団からの戦力外通告が引き金となる“自由契約”とは異なります。
つまり、「戦力外通告を受けて引退した」のではなく、「戦力外通告を受ける前に自ら引退を選択した」ことになります。
加藤豪将の年俸の推移
加藤豪将さんの年俸の推移を、日米の各所属時代を通じてまとめました。
MLB・マイナーリーグ時代(2013~2022年)
・2013~2017年(ヤンキース傘下):年俸約73万円($6,090)/年
・2018年(ヤンキース2A):約88万円($7,350)
・2019年(ヤンキース3A):約107万円($8,946)
・2020年(マーリンズ): マイナーリーグ開催なし(年俸0円)
・2021年(パドレス3A):約176万円($14,700)
・2022年(ブルージェイズ/メッツ):MLB昇格時は1350万円($112,280)
NPB時代(北海道日本ハムファイターズ)
・2023年:5,000万円
・2024年:6,500万円(現役最終年)
入団時の契約金
・NPB(日本ハム入団時)契約金:5,000万円
このように、米マイナー時代は年俸数十万円〜100万円台の厳しい状況が続いていましたが、NPB移籍後は大幅に昇給し、最高年俸は6,500万円となりました。
生涯獲得年俸は日本での契約金・年俸、MLB昇格時給料、マイナー時代の年俸を合わせておよそ2億8500万円と推定されています。
まとめ
フィールド外での新たな挑戦を選び、現役を退いた加藤豪将さん。
今後はブルージェイズでアナリストとしての第2の野球人生をスタートさせます。
日米をつなぐ架け橋として、今後さらなる活躍を期待したいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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